2015年5月8日

『茅田砂胡CDブック スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約』音楽収録レポート

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

 お約束していた、スカーレット・ウィザード女王と海賊の契約の音楽収録レポート。気がつけば、LIVE直前になってしまいました。ごめんなさい。

 今回は、5月28日の品川クラブeXでのスカーレット・ウィザードLIVEのベースとなる、昨年末に都内スタジオで行われました、CDブック第二弾「スカーレット・ウィザード女王と海賊の契約」の音楽レコーディング風景のレポートです。

 自分の段取りの悪さが露呈したスケジュールにより、昨年12月、年末ギリギリ、世間様的には「仕事納め」という日にレコーディングです。
 都内某所、駅から閑静な住宅街を歩いて行くと、目指すスタジオは地下にありました。
 基本的に、スタジオと呼ばれる施設は、大きな看板とか出していないので、毎度お約束のように道に迷います。

 当日の東京は雨模様。おまけに、不覚にも完全に風邪をこじらせて、家族に電話してもオレオレ詐欺を疑われるガラガラ声。
 そんな身体で、とぼとぼと、階段を降りてスタジオの扉を開けてみると、まあ!素敵!とってもゴージャスな作りです。

 聞けば、日本音楽業界が絶好調の頃、某有名アーティストの方専用に作られたとか。
 今は、私たちのような他社でも使用できるのですが、当時は完璧なプライベートスタジオだったそうです。
 うーん、もう少し、早く産まれていればと、久しぶりに悔しい気持ちになりました。(って、そうなると還暦近くなっちゃう)

さて、音出しです。

 今回は、「紅蓮の夢」「放浪の戦士」とクラシック基調で続いてきた曲調とは打って変わって、ジャズ基調の音楽です。
 それも、俗に言う「クロスオーヴァー・ジャズ」とか、「フュージョン・ジャズ」とか、言われるタイプです。
 スタジオ内には、ピアノの松岡美弥子筆頭に、ウッド・ベース(曲によってはエレキ・ベース)、ドラム・パーカッションの3名のミュージシャンの方々が揃って、「リズム録り」からのスタートです。

 いやあ、事前にサンプルを聞いていたはずなのに、スタジオなのに、正にライブの迫力満点で音の勢いに圧倒されます。
 まるで、ジャズのライブに来たようなセッション演奏が繰り広げられていきます。
 ちなみに、今回の録音は、パート毎に録音しているのではなくて、基本、同時に録音を進めていく収録タイプだったので、余計に、ライブ感が強調されていきます。(一斉に、みんなで演奏して録音していく感じです)

そこにサックスの方が加わって、いよいよ、CD冒頭楽曲のレコーディングです。

 後に「MB72」と名付けた、この楽曲。聞いた瞬間から、アルバム冒頭曲決定です。
 曲始まりから、飛ばしまくっている(音楽業界用語ですね)、一歩間違えると収録事故が起きそうな(笑)、相当に危険な楽曲です。
 とにかく、完成した楽曲を聴いて頂きたいです。何度もチャレンジして、参加ミュージシャンの息の合った渾身の楽曲に仕上がっています。

 ミュージシャン皆さんの次のスケジュールギリギリまで録音は続き、全楽曲の録音が終わったのは、21時頃。
 今回は、この日に収録したリズム系をベースに、ストリングスやその他の楽器パートを、後日に録音して重ねる段取りでしたので、年を明けて最終仕上げが終わったマスター音源を聞いたときには、更に迫力が増してました。

 このライブ感、やっぱり再現してみたいなと、危ない妄想が膨らんで、5月28日の品川LIVE企画してしまいました!
 いや、とにかく、彼らの演奏によるスカーレット・ウィザードの世界、味わっていただければと思います。

 今回も稚拙なレポートで申し訳ありませんでした。

 もし、CD未体験の方で、ご興味を持たれた皆さん、是非、スカーレット・ウィザードのCDブックを手にとって頂き、Disc1のドラマCDとともに、ガンガン聞いていただいて、LIVEにも来ていただければと思います。

『スカーレット・ウィザード LIVE vol.1』詳細はこちら


2015年1月26日

『茅田砂胡CDブック スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約』ドラマ収録レポート

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

今度はドラマCDです!

「えっ何!? そうなの?」って思われた方、そうなんです。

前作は朗読でしたが、今度のCDブックはドラマCDなんです。
2月25日に発売予定の茅田砂胡CDブック第2弾「スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約」には、既報の通り、ドラマCDとイメージ楽曲CDの2枚のCDが収録されています。

今回は、昨年末、都内某スタジオで行われたドラマ部分の収録風景のレポートです。
風景と書きましたが、お約束の大人の事情で写真はありませんので、御了承下さい。

当日、若干道に迷いながら、音楽・総合演出の砂守氏と偶然出会ったので、連れだってスタジオに到着しました。
既にスタジオには、当プロジェクトではお世話になりっぱなしの亀山監督が臨戦態勢です。
そして、もう一人の音楽担当の松岡氏も駆け付けてくれて、あとは声優陣の登場を待つばかり。
現場の雰囲気が盛り上がって行きます。

さて、いよいよ、藤原啓治さん、皆川純子さん、萩原えみこさんの、スカーレット・ウィザード、メインキャストを迎えての収録のスタートです。

最初に藤原さんがケリーに、それもキングオブパイレーツ現役バリバリのケリーに変身されました。
「紅蓮の夢」の収録から1年半。目の前に、またケリーが降臨です。
それも、まだジャスミンと結婚する前の、そう、全身に危ない匂いを漂わせていたであろう頃のケリーです。
さすが、藤原啓治さん。「紅蓮の夢」の時のケリーとしっかり演じ分けて下さっていました。

いやー、楽しみにしていて下さい。とにかくカッコいい。

続いて、萩原さんがダイアナに変身。
というより、スピーカーの向こうにダイアナがいる(稼働している?)雰囲気です。
音声収録の調整スタジオ側にもモニターがあって、収録スタジオの風景を映すことが出来るのですが、そのモニターにダイアナが映っていないのが不思議な感じでした。
いや、これ、マジです。

そしてそして、皆川さんはジャスミンに変身です。と言うよりも、皆川さんも、第一声から、ジャスミン。
実は皆川さん、前の現場からの駆けつけで、それこそ、スタジオに飛び込まれたら、いきなりの本番だったのです。
本当にこの人たちはウィザード(魔法使い)です。
スタジオに入られた時には、完全に、その役になっていらっしゃいました。

この場を借りまして、茅田先生、本当に申し訳ありませんでした。
今回もプロデューサー安藤は、茅田先生に大変なお願いをしてしまいました。
前回のドラマCD「紅蓮の夢」ではオールキャストの群像劇でしたが、今回は、メインキャストの3人? いや2人と感応頭脳一台のドラマにフォーカスを絞って、あの怪獣夫婦が誕生する契機になった「伝説の鬼ごっこ」を再構成して頂きたいと、お願いしてしまいました。
白状します。とにかく、この一流の声優さん3名の凄い芝居を皆様に聴いて欲しかったんです。

結果、茅田先生には、相当な文章を、今回のドラマCDの為に書き起こしていただいております。
こちらは、中央公論新社編集部さんのご厚意により、完成シナリオとして、ブックレットに収録されます。ホント、ありがとうございます。

それと、音楽。今回の音楽はクロスオーバーです(クロスオーバーと聞いて、ほう!と思われた方は、我々、不良おじさんの仲間ですね)。
いや〜、砂守さんも松岡さんも、ありがとう。またまた、挑戦的なアプローチです。
(音楽に関しては、次回のレポートで詳しく書かせて頂きます)

いやあ、とにかく、是非、聴いて頂きたいです。伝説の鬼ごっこ再現です。

『茅田砂胡 CDブック スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約』詳細はこちら


2015年1月7日

デルフィニア音楽祭2014レポート

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

明けまして、おめでとうございます。
本年も、茅田砂胡プロジェクトを宜しくお願いいたします。

まずは、当レポートが、年明けの、ご挨拶になってしまったことを心からお詫びいたします。

言い訳です。
12月7日のイベント翌日より、2月発売予定のCDブックの音楽制作に突入したりしているうちに、年末年始風邪をこじらせてダウンしてしまっておりました。

延び延びになっておりました、「デルフィニア音楽祭2014」の現場レポートです。
既に、去年のことになってしまっておりますが、それにしても、当日は、沢山のお客様が来場頂いて、尚かつ、私が拝見する限り、皆様、とても素敵なお顔で、会場から出てこられていたので、ホッと安心しております。
今回のステージ、キャスト・ミュージシャン・スタッフともに、一流のプロの方々のおかげで、とても素晴らしい出来であったと自負しております。

と言うことで、前置きが長くなりました。本題です。

レポートが遅くなった理由の一つは、何を書けば良いのか? 頭に浮かばないというか、迷うことしきり。
私の稚拙な文章力では、とても、あのステージの様子を、こちらで実況文章にすることなど、不可能ですし・・・
と言うことで、今回は、ちょっと企画暴露的内容を書いてみようかと。

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まず、当レポートをお読みの皆様には、すでにご推察ことと思いますが、今回のステージの企画内容は、一昨年暮れに茅田先生デビュー20周年記念として刊行された「茅田砂胡全仕事」に収録された「紅蓮の夢」(小説および特別版に収録されたドラマCD)と、昨年夏に発売した、プロジェクト商品「茅田砂胡CDブック デルフィニア戦記 放浪の戦士」のふたつと密接な関係になっております。

それは、2013年暮れの忘年会の事です。
「来年も何か、やりましょうよ!紅蓮の夢のドラマCD良かったし!」という話題が誰とも無く持ち上がり・・・
「でも、次はなにをします?」という当然のリアクション
「紅蓮の夢で一応デルフィニア戦記は大団円的な内容だったから、最初に戻れば?」と天使のご提案が某氏より。。。
「なるほど!ですね」と。ここから、プロデューサーの楽しい(苦難の)日々が始まったわけです。

実は、最初は、ステージイベントの企画が先行しておりまして、まずは、会場を押さえましょう!と言うことで、完成したばかりの、大手町よみうりホールさんのスケジュールを抑えてしまったんです。無謀にも。

最初は「音楽祭」というテーマと、「クラシック編成の生演奏と朗読の共演」というテーマが決まり、事前のCD発売というアイディアが出て、その後は、皆様ご存じの通り。
企画途中から、茅田先生が書き下ろしをして下さるという、衝撃の情報が編集部さんから入って、それによって、構想していたステージ内容を大幅に変更したり。
やっぱり、詳しくは書けないのですが、もう、関係者の皆様に、ご迷惑のかけ通しで、当日を迎えた感じです。

そうそう、当日、イベントにお出での皆様は、パンフレットでご確認頂けるのですが、ミュージシャンの方々、前述のCDブックの収録で演奏して頂いた方々が、ほぼほぼ参加頂いています。
(登壇頂いた声優の方々もですが)実は、これって、スゴいことなんです。

最近は、レコーディングもライブもというアーティストの方々が多くなりましたが、そもそも、スタジオ・ミュージシャンという、職業名(?)が存在するくらいですから、スタジオでのレコーディングも、ステージのライブも出来る方って、稀少なんです。
ちなみに、CD版と今回のステージの演奏では、アレンジも異なっていますので、この辺も、4月発売のDVDでお楽しみいただけると思います。

更に更に、登壇頂いた声優の方々に至っては、もう、本来のお仕事のスタイルを大幅に超えたパフォーマンスをお願いしてしまいました。
それにしても、皆さん本当に素晴らしい。上手いとか、さすがとか、そんな言葉では足りなさすぎて、とにかく、凄い。素晴らしい。
実は、夜の部、密かに客席で見学させて頂いたのですが、またまた、50越えのおじさん一人で、目頭を熱く、いや、本当に感涙しておりました。

やっぱり、レポートになりませんでした。すいません。

今、ハッキリと自覚しました。あの圧倒的なパフォーマンスを、是非、もっともっと多くの皆様に体現して頂きたいので、これからも、ライブステージの企画を続けていきたいと思います。
次の開催がいつになるか、今は何も言えませんが、決定次第、当サイト等でご案内いたしますので、ご注目下さい。


2014年9月12日

CDブック企画メイキング・エピソード

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

 

いよいよ9月5日に全国書店で発売となりました
「茅田砂胡CDブック デルフィニア戦記 放浪の戦士」(以下放浪の戦士CDブック)ですが、
もう、お求めになって頂けたでしょうか? 
一部、入手しづらい状態が出来しているとの情報も入っております。
ご迷惑をお掛けしているファンの方々には、この場を借りて、お詫びを申し上げます。
現在、重版も行っておりますので、引き続き、宜しくお願いいたします。

さて本題です。
CDブック未入手の方々も想定し、極力ネタバレにならないように書いてみようと思います。
(既にネットのレビューなりで、かなり詳しく書いてくださっているユーザーさんもいらっしゃるので、それらも考慮しつつ・・・)

 
◇商品仕様について

少しでも素敵な商品に仕上げたいと気張ってしまい、
最後にはスリーブ(ブックレットとCD部分を覆っているケース)仕様+シュリンク個装という、
絶対立ち読み不可の仕様になってしまいました。
個人的には、ものすごく気に入っているのですが、
ある意味、立ち読みって本屋さんの醍醐味でもあったりすると思っているので、
少々申し訳ない気もしております。
あと、CDホルダーにCD1枚分のブランクを作っております。
「茅田砂胡全仕事1993-2013 特別版」を未入手の方、
また、別途、紅蓮の夢のCD用にケースをご用意された方には申し訳ないのですが、
特別版ご購入のお客様から「紅蓮の夢のドラマCDの保存収納方法に困っている」
とのお話をC★NOVELS編集部の方からお聞きしていたので、
プロジェクト内の制作チームで検討の結果、このような仕様にさせて頂きました。
おかげで、パッケージ製造チームの方々からは、工数がかかると悲鳴が上がっております(笑)。
まあ、記念すべきプロジェクト第一号商品化ということで、ご了承くださいませ。

 
◇ブックレットの鼎談と収録楽曲との関係性について

おおよそ4時間半の長時間に渡る鼎談でした。
元々は、今回の楽曲創作活動のプラスになればと思い、
茅田先生以下、お忙しい方々に集まっていただいたのですが、
違った意味でのプラス作用も引き起こしてしまいました。
お聴きいただいた方は、お気づきかと思いますが、
今回の楽曲は全て、鼎談の中で語られていた楽器で構成されております!
(一部、コーラス的な表現を使った楽曲はありますが)
これって、作曲、編曲する方からすると、相当なハードルだったようで、
いつも、驚愕的に仕事が速い(と、安藤は思っている)二人から、
曲のサンプルが上がってこない。
予定を1週間過ぎても上がってこない。
そりゃあそうです。悩みますよね。ちゃんとした音楽知識がある方々ですから余計に。
何しろ、使える楽器を縛っているのですから(犯人は自分です)、無理もないです。

結果、出来上がった楽曲は、レコーディング・スタジオでも、
プロデューサー陣感動の楽曲演奏となるのですが、
砂守さん、松岡さん、本当にスイマセンでした。
それでも、自分としてはイメージ以上の楽曲を作っていただいたと自負しております。
この辺りの、恨みつらみ、文句など、一度、お二人を招いて対談とかして、
皆様にお聞かせするなり、お読みいただけると面白いかもしれません。
当然、自分はサンドバッグですけど。(この企画はボツですね)

書きたいことがたくさんあると、駄文が長くなって困ります。
続きは、また、別の機会に。。。

あっ、プロジェクトメンバーから「Twitterやりなさい」との大合唱を頂いております。

苦手なんです。
まめな性格でないし・・・。

という事で、現在勉強中ですので、近々、デビューすると思いますので、
是非是非、その際には、宜しくお願いいたします。
(書いてしまった限りは、やらねば・・・。)


2014年8月28日

朗読収録レポート

 

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

今回は朗読部分の収録レポートです。
(大人の事情により、文章のみのレポートですので、あしからず・・・)

まず、この場を借りてご報告です。
以前のリポートでの、勝手な宣言の通り、プロジェクト関係者の方々の協力の元、9月5日発売の「茅田砂胡CDブック デルフィニア戦記 放浪の戦士」に収録されている朗読・楽曲の試聴が一部開始されましたので、ご報告させて頂きます。

さて、本題です。
収録は2日に分けて、都内の某スタジオで行われました。
メンバーは、昨年「紅蓮の夢」に出演頂いた声優陣から、大川透、桑島法子、安元洋貴、百々麻子、西田雅一の方々です。

お一人ずつ、時間をずらしながら収録させていただいたのですが、とにかく、皆さん、スゴイです。

各内容は、9月5日発売のCDブックでご確認いただければと思いますが、今回は朗読ということで、「ト書き」と「台詞」が有るわけです。
それも「台詞」は、そのシーンに登場する、何人ものキャラクターの方々を瞬時に使い分けていかなければなりません。
これを、基本、ストレートに収録していけるのです!
えっと、ちょっとだけ具体的に書かせていただくと・・・

「ト書きを読む」→「Aの台詞を読む」→「ト書きを読む」→「Bの台詞を読む」→「Aの台詞を読む」

という、一連の流れを、それぞれの声色や読み方を瞬時に変えながら、淀みなく読まれていくのです。
もう、後から聞くと、まるで、別々に収録して編集したのではないか?と思えるくらい、それぞれのパートで温度感さえ変えながら、進行していきます。
スタジオのコントロールルームには、紅蓮の夢でもお世話になった亀山監督や砂守氏などの制作陣の他に茅田先生を筆頭にプロジェクトの主要メンバーが立会見学として同席していたのですが、私も含めた見学組は、ただただ感心するばかり。

もちろん、人間が演じるわけですから、間違いもありますし、イントネーションが違う場合も出てきます。
特に、茅田先生の作品は、地名や神様の名前も含めて、オリジナルの名称が数多く登場しますので、それは大変です。

皆さん、ほとんど一気に読まれて、後から、前回の楽曲レコーディングで書かせて頂いた、「パンチイン」状態で、ところどころ修正して、完成させてしまうのです。
普段のアフレコでも、プロってスゴイなあ〜と感心させられるのですが、今回の朗読収録は、改めて、プロフェッショナルの仕事ぶりを拝見させていただきました。

さて、内容詳細情報にも、さり気なく書かせて頂いているので、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回はサプライズで、朗読以外にもCV劇を1篇収録させて頂いております。第二弾PVで、さり気なくCVで登場頂いているので、勘が良い方はお気づきかもしれませんが、「紅蓮の夢」のドラマCDでは、残念ながら、掛け合いシーンを作れなかった超有名人気騎士のお二人です。
当然、ブックレットには沖先生描き下しで、この二人もバッチリ登場しますので、乞うご期待です!

発売日まで、あと少し。本当に、本当に、もうしばらくお待ちくださいませ。


2014年8月1日

レコーディング・レポート

 

茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。

これから、都度、当プロジェクトが進めるコンテンツの制作レポートや、
スタッフ・コメントなどを書かせて頂ければと思っております。

 

「茅田砂胡CDブック デルフィニア戦記 放浪の戦士」に収録するための楽曲録音が、
7月某日、都内某スタジオにて行われました。

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今回収録する楽曲ですが、2013年11月に中央公論新社より発売された
「茅田砂胡全仕事 特別版」に収録されているドラマCD「紅蓮の夢」の音楽を担当頂いた、
砂守岳央、松岡美弥子の両名に引き続きお願いしています。
今回収録の楽曲の成り立ち等については、
9月に発売予定のCDブックに詳しく収録されておりますので、
後日、お読み頂ける頃に、企画メイキング・エピソードとして、改めてご紹介したいと思います。
ちなみに録音当日は、11曲を1日で収録という久々の暴挙に出ております。

この日の録音は、前日までに、打楽器系、ピアノなどは録音していたので、
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、オーボエ、
ホルン、フルート、ギターという生楽器のみのラインアップ。

最初に書いてしまいます。やっぱり、生弦・生楽器の音はいいなあ

 

朝9時半過ぎ、
10時からのレコーディング開始との連絡を受けていた自分がスタジオに入った時、すでに現場は臨戦態勢。
スタジオ内では、弦楽器の方々がチューニングに余念なく、
同時に、ホルン、フルートも収録することから、ホルンの方はスタジオ内の別ブースに。
フルートの方は、スタジオ入口のドアとドアの間をブースとして、
一人寂しく、訂正、真剣に、渡されたばかりの譜面を確認されております。

バックヤードでは、各演奏者の方々、エンジニア・スタッフに配る楽譜のコピーで修羅場。
何故、この場で?このタイミングで?と思われるかと思いますよね?そうです。
朝ギリギリまで、譜面を書かれていたんですね。
すいません、無茶なスケジュールでお願いしてて。。。
松岡さん、本当にごめんなさい。

現場のディレクターは、
作曲家兼アレンジャー兼ディレクター兼ピアニスト・プレーヤーのスーパーコンビ、
砂守、松岡両名に任せているので、
オジサン・プロデューサーは安心してコントロール・ルーム最前列のソファに。
(ここが一番邪魔にならない。でも腰が痛くなるんです)

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定刻に、しっかり音出し

いつもの事ながら、プロのミュージシャンの方々は凄いです。
特に、前回「紅蓮の夢」でもお願いした、このチームの方々。
メンバーは違うのに、とにかく楽曲のコンセプトを掴むのが早い。
ちなみにですが、先程も、さらっと書いたように、ミュージシャンの方々は初見です。
そう、ほんの数分前に楽譜を渡されているのです。
ですから、前もっての練習は不可能。
楽譜を正しく演奏するのはプロですから、ある意味当然としても、
楽曲のイメージ・ニュアンスを、演奏しながら即座につかんで行く様子は圧巻です。

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実際の録音ですが、基本弦楽器を中心に、曲によっては、
他の楽器の方も同時に演奏して頂いて、後から、ソロパート録音や部分修正再録音をしていきます。
この「部分作業」、スタジオ作業の一つの醍醐味と言っても過言ではないと思います。
実際に見て頂かないと、伝えられる自信はないのですが、例えば、こんな感じです。

ディレクター「1stヴァイオリン、34小節目から36小節目の2拍目まで、もう少し***な感じで下さーい」
1stヴァイオリン「こんな感じですか?」(実際に弾いてみる)
ディレクター「そんな感じです」
エンジニア「では、2小節前32小節目から出します」
ここで、録音したデータ(昔はテープでした)を操作して、32小節目を的確に頭だししちゃいます。

で、ここからがカッコ良い。
ヴァイオリンの方は、2小節前から前回の演奏に合わせて弾いていき、
34小節目に入るタイミングで、エンジニアの方が瞬時にスイッチオン。
で36小節目の2拍目終わりで、スイッチオフ!(パンチ・イン、パンチ・アウトって呼んでます)
こんな感じです。ねっ!?スゴいですよね???
伝わらないかなあ。。。文章力ないし。すいません。

ああ、早く皆様に聴かせたい。

 

あと、(絵的に)面白いのは、一人だけの別録音。
写真を見て頂くと、奥にあるブースの中で、ギターの方が黙々と一人演奏をされてます。

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これ、居残り罰ゲームではありません。
今回の写真はブースの中ですが、広いスタジオの中で自分一人で演奏するのって、どんな感じなのだろう?
と昔想像してみましたが、やはり、自分には出来そうもありません。
早々にプレーヤーを諦めて、こちら側に潜り込んだ自らの判断を、この時ばかりは褒めたくなります。

収録そのものは、若干のスタジオ機材の不調(多分、昨今の異常気象による多大な湿気が原因)によって、
若干の遅れは生じたものの、調整ブースの方々は昼飯抜きという軽被害(?)のみで、
怒濤の11曲一挙演奏収録、予定時間の午後8時過ぎに終了しました。

ヤッパリ早く聴かせたい。

 

決めました。近日中に、当サイト内で少しだけ視聴して頂けるようにします。
サイトデザイナーを口説いて、楽曲周りの処理をしてと若干時間がかかると思いますが、しばしお待ちを。

では、また次回