デルフィニア音楽祭2014レポート
茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。
明けまして、おめでとうございます。
本年も、茅田砂胡プロジェクトを宜しくお願いいたします。
まずは、当レポートが、年明けの、ご挨拶になってしまったことを心からお詫びいたします。
言い訳です。
12月7日のイベント翌日より、2月発売予定のCDブックの音楽制作に突入したりしているうちに、年末年始風邪をこじらせてダウンしてしまっておりました。
延び延びになっておりました、「デルフィニア音楽祭2014」の現場レポートです。
既に、去年のことになってしまっておりますが、それにしても、当日は、沢山のお客様が来場頂いて、尚かつ、私が拝見する限り、皆様、とても素敵なお顔で、会場から出てこられていたので、ホッと安心しております。
今回のステージ、キャスト・ミュージシャン・スタッフともに、一流のプロの方々のおかげで、とても素晴らしい出来であったと自負しております。
と言うことで、前置きが長くなりました。本題です。
レポートが遅くなった理由の一つは、何を書けば良いのか? 頭に浮かばないというか、迷うことしきり。
私の稚拙な文章力では、とても、あのステージの様子を、こちらで実況文章にすることなど、不可能ですし・・・
と言うことで、今回は、ちょっと企画暴露的内容を書いてみようかと。
まず、当レポートをお読みの皆様には、すでにご推察ことと思いますが、今回のステージの企画内容は、一昨年暮れに茅田先生デビュー20周年記念として刊行された「茅田砂胡全仕事」に収録された「紅蓮の夢」(小説および特別版に収録されたドラマCD)と、昨年夏に発売した、プロジェクト商品「茅田砂胡CDブック デルフィニア戦記 放浪の戦士」のふたつと密接な関係になっております。
それは、2013年暮れの忘年会の事です。
「来年も何か、やりましょうよ!紅蓮の夢のドラマCD良かったし!」という話題が誰とも無く持ち上がり・・・
「でも、次はなにをします?」という当然のリアクション
「紅蓮の夢で一応デルフィニア戦記は大団円的な内容だったから、最初に戻れば?」と天使のご提案が某氏より。。。
「なるほど!ですね」と。ここから、プロデューサーの楽しい(苦難の)日々が始まったわけです。
実は、最初は、ステージイベントの企画が先行しておりまして、まずは、会場を押さえましょう!と言うことで、完成したばかりの、大手町よみうりホールさんのスケジュールを抑えてしまったんです。無謀にも。
最初は「音楽祭」というテーマと、「クラシック編成の生演奏と朗読の共演」というテーマが決まり、事前のCD発売というアイディアが出て、その後は、皆様ご存じの通り。
企画途中から、茅田先生が書き下ろしをして下さるという、衝撃の情報が編集部さんから入って、それによって、構想していたステージ内容を大幅に変更したり。
やっぱり、詳しくは書けないのですが、もう、関係者の皆様に、ご迷惑のかけ通しで、当日を迎えた感じです。
そうそう、当日、イベントにお出での皆様は、パンフレットでご確認頂けるのですが、ミュージシャンの方々、前述のCDブックの収録で演奏して頂いた方々が、ほぼほぼ参加頂いています。
(登壇頂いた声優の方々もですが)実は、これって、スゴいことなんです。
最近は、レコーディングもライブもというアーティストの方々が多くなりましたが、そもそも、スタジオ・ミュージシャンという、職業名(?)が存在するくらいですから、スタジオでのレコーディングも、ステージのライブも出来る方って、稀少なんです。
ちなみに、CD版と今回のステージの演奏では、アレンジも異なっていますので、この辺も、4月発売のDVDでお楽しみいただけると思います。
更に更に、登壇頂いた声優の方々に至っては、もう、本来のお仕事のスタイルを大幅に超えたパフォーマンスをお願いしてしまいました。
それにしても、皆さん本当に素晴らしい。上手いとか、さすがとか、そんな言葉では足りなさすぎて、とにかく、凄い。素晴らしい。
実は、夜の部、密かに客席で見学させて頂いたのですが、またまた、50越えのおじさん一人で、目頭を熱く、いや、本当に感涙しておりました。
やっぱり、レポートになりませんでした。すいません。
今、ハッキリと自覚しました。あの圧倒的なパフォーマンスを、是非、もっともっと多くの皆様に体現して頂きたいので、これからも、ライブステージの企画を続けていきたいと思います。
次の開催がいつになるか、今は何も言えませんが、決定次第、当サイト等でご案内いたしますので、ご注目下さい。