『茅田砂胡CDブック スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約』ドラマ収録レポート
茅田砂胡プロジェクト・プロデューサーの安藤です。
今度はドラマCDです!
「えっ何!? そうなの?」って思われた方、そうなんです。
前作は朗読でしたが、今度のCDブックはドラマCDなんです。
2月25日に発売予定の茅田砂胡CDブック第2弾「スカーレット・ウィザード 女王と海賊の契約」には、既報の通り、ドラマCDとイメージ楽曲CDの2枚のCDが収録されています。
今回は、昨年末、都内某スタジオで行われたドラマ部分の収録風景のレポートです。
風景と書きましたが、お約束の大人の事情で写真はありませんので、御了承下さい。
当日、若干道に迷いながら、音楽・総合演出の砂守氏と偶然出会ったので、連れだってスタジオに到着しました。
既にスタジオには、当プロジェクトではお世話になりっぱなしの亀山監督が臨戦態勢です。
そして、もう一人の音楽担当の松岡氏も駆け付けてくれて、あとは声優陣の登場を待つばかり。
現場の雰囲気が盛り上がって行きます。
さて、いよいよ、藤原啓治さん、皆川純子さん、萩原えみこさんの、スカーレット・ウィザード、メインキャストを迎えての収録のスタートです。
最初に藤原さんがケリーに、それもキングオブパイレーツ現役バリバリのケリーに変身されました。
「紅蓮の夢」の収録から1年半。目の前に、またケリーが降臨です。
それも、まだジャスミンと結婚する前の、そう、全身に危ない匂いを漂わせていたであろう頃のケリーです。
さすが、藤原啓治さん。「紅蓮の夢」の時のケリーとしっかり演じ分けて下さっていました。
いやー、楽しみにしていて下さい。とにかくカッコいい。
続いて、萩原さんがダイアナに変身。
というより、スピーカーの向こうにダイアナがいる(稼働している?)雰囲気です。
音声収録の調整スタジオ側にもモニターがあって、収録スタジオの風景を映すことが出来るのですが、そのモニターにダイアナが映っていないのが不思議な感じでした。
いや、これ、マジです。
そしてそして、皆川さんはジャスミンに変身です。と言うよりも、皆川さんも、第一声から、ジャスミン。
実は皆川さん、前の現場からの駆けつけで、それこそ、スタジオに飛び込まれたら、いきなりの本番だったのです。
本当にこの人たちはウィザード(魔法使い)です。
スタジオに入られた時には、完全に、その役になっていらっしゃいました。
この場を借りまして、茅田先生、本当に申し訳ありませんでした。
今回もプロデューサー安藤は、茅田先生に大変なお願いをしてしまいました。
前回のドラマCD「紅蓮の夢」ではオールキャストの群像劇でしたが、今回は、メインキャストの3人? いや2人と感応頭脳一台のドラマにフォーカスを絞って、あの怪獣夫婦が誕生する契機になった「伝説の鬼ごっこ」を再構成して頂きたいと、お願いしてしまいました。
白状します。とにかく、この一流の声優さん3名の凄い芝居を皆様に聴いて欲しかったんです。
結果、茅田先生には、相当な文章を、今回のドラマCDの為に書き起こしていただいております。
こちらは、中央公論新社編集部さんのご厚意により、完成シナリオとして、ブックレットに収録されます。ホント、ありがとうございます。
それと、音楽。今回の音楽はクロスオーバーです(クロスオーバーと聞いて、ほう!と思われた方は、我々、不良おじさんの仲間ですね)。
いや〜、砂守さんも松岡さんも、ありがとう。またまた、挑戦的なアプローチです。
(音楽に関しては、次回のレポートで詳しく書かせて頂きます)
いやあ、とにかく、是非、聴いて頂きたいです。伝説の鬼ごっこ再現です。